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2009年11月8日:NASAの月着陸船コンペに米ベンチャー2社が勝ち残る。
 
(文責:五月女)NASAは2020年以降の月面有人開発を目標に、現在米民間企業に月着陸デモンストレーション機開発を競わせる「Northrop Grumman Lunar Lander Challenge」を開催中ですが、この度カリフォルニア州のMasten Spacesystems社とテキサス州のArmadillo Aerospace社がコンペ基準を満たし、勝ち残りを果たしました。
 
Masten Spacesystems社開発のXoie(左)と、Armadillo Aerospace社開発のScorpius(space.comより)
 
 
このコンペは実際の月面上ではなく地球上で実施されますが、「パッドAから垂直上昇→水平移動→別の位置にあるパッドBに垂直着陸」する行程を無人で1往復達成したチームに賞金が授与されます。優勝チームには$1mil(約一億円)、準優勝チームには$500,000(約5000万円)が授与されますが、一位、二位の判定は着地点からのずれの小ささ(着地の正確さ)によって公平に判断されます。今回のコンペではMasten Spacesystems社が19センチのずれで優勝、Armadillo Aerospace社が87センチのずれで準優勝したものです。このコンペを主催しているXPRIZE財団(同コンペはXPRIZE財団が主催し、Northrop Grumman社がイベントをスポンサし、NASAが賞金を出すという形態)では「今年のコンペには他にも数チームが参加し、当財団が長年夢見ていた複数チームによる白熱したレースが展開されたことがすばらしい結果を生み出した」とコメントしました。同財団では他にGoogle社からのスポンサを受けて、実際の月面に無人のローバーを着陸させたチームに賞金を送るコンペも開催中ですが、今回の成功を受けてこの2つのコンペの橋渡しをする(中間的な役割の)コンペ開催も検討していくとしています。

 

五月女

 

     
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