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2009年12月6日:ロシアの次世代輸送ロケット「アンガラ」開発に進捗。
 
(文責:五月女)ロシアは1965年以来使い続けられてきたプロトンロケットに変わる新たな次世代輸送ロケット「アンガラ」を1995年以来開発してきましたが、計画は財政難の影響で延期に延期を重ねてきました。ここにきて同計画に少しずつ進捗が見られるようです。
 
アンガラロケットシリーズ(左:space.comより)と、地上燃焼試験の様子(右:spaceflightnow.comより)
 
 
space.comに最近掲載された記事によりますと:
  ●アンガラロケットは今年7月から11月にかけて三回の地上燃焼試験に成功。またその第一段に使用されるRD-191ロケットエンジン(ケロシン・液体酸素搭載)は今年8月25日に実施された韓国初のロケット「羅老號(Naro-1)」打ち上げに使用され、正常な機能が確認された。
  ●アンガラロケットは基本ユニットの組み合わせ(クラスタリングと呼ばれる)を増やすことで地球低軌道への輸送能力を自由に変えることが出来、軽量から重量級の打ち上げに対応できる。例えば基本ユニットを5基組み合わせたAngara A5では25トンのペイロードを、7基組み合わせたAngara A7では40トンのペイロードを地球低軌道に投入することが出来る(日本が開発した最新のH-II Bロケットでは19トン投入可能)。
  ●開発を担当するKhrunichev社では2012年にアンガラロケットの初飛行を実施、2015年にもプロトンロケットを代替したいと考えている。
   

Khrunichev社ではロシアがヨーロッパと協同開発中の次世代有人宇宙船「PPTS」の打ち上げにもアンガラロケットを使いたいと考えているようです。こちらの情報も入り次第お伝えします。

五月女

 

     
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