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2009年3月6日:米、2020年の月有人探査計画を確定。宇宙開発戦略本部、2025年以降の月有人探査計画を検討。
 
オバマ米大統領はブッシュ元大統領が2004年1月に発表した宇宙政策「2010年に国際宇宙ステーションを完成、スペースシャトルを全機引退させる。2020年に月有人探査を実現させる」を引き続き実施することを発表しました。昨年にはアメリカの有識者が「有人月探査の替わりに有人小惑星探査を優先させることで、更に人類の活動範囲を広げるとともに、地球に衝突する危険性のある小惑星を発見した再の対策を練ることが出来る」という提案をしていましたが、その提案は通らなかったものと見られます。また昨年来、当時のオバマ政権移行チームにより「シャトル引退後に国際宇宙ステーションや月面に宇宙飛行士を輸送するAres I/Vロケット、オリオン宇宙船の開発縮小・停止」も検討されていましたが、これはどうやら免れる見通しです(引き続き情報を収集中していきます)。
 
NASAが2020年の実現を目指す月有人探査(space.comより)
 
 

また麻生首相を本部長とする宇宙開発戦略本部は「月資源の探査を目的として、2020年までに月面に無人ローバー、もしくはロボットを投入。2025年から2030年には宇宙飛行士・ロボット協力による月探査を実現する」とするたたき台を専門調査会に提出しました。専門調査会は今後数ヶ月の検討をへて、5月に発表される宇宙基本法への盛り込みを検討していく考えです。もしもこの提案が基本法に盛り込まれた場合、2009年から2010年にかけて民間企業、大学などによる更に詳細な技術的検討、予算の予測が実施され、最終的に計画を進めるかどうかが判断されます。月に宇宙飛行士を送り込む日本独自の有人宇宙船開発など含めて、今後の展開が大変注目されます。

五月女

 

     
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