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2009年3月21日:スペースシャトル「ディスカバリー号」若田さんを乗せて打上に成功!
 
NASAは1ヶ月以上に渡って延期されていたスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上に成功、7名の乗組員は目的地の国際宇宙ステーションに無事到着しました。今回の最大のミッションは4組ある太陽電池パネルのうち最後の1組を宇宙ステーションに取り付けることで、日本人初の3ヶ月間の長期宇宙滞在を実施する宇宙航空研究開発機構・若田宇宙飛行士もその組み立てに重要な役割を果たしました。
 
打ち上げに成功したディスカバリー号(左)と今回取り付けられた最後の太陽電池パネル(space.comより)
 
 
太陽電池パネルはまず折りたたんだ状態で打ち上げられ、ステーションに取り付けられたロボットアームでステーション端まで運ばれました。このロボットアーム操作はシャトル内にいる若田さんが実施し、予期せぬ不具合をあらかじめ予想して対応を提案するなど、その極めて高い操作能力がNASA内部でも改めて評価されました。ロボットアームで取り付け位置まで運ばれた太陽電池パネルは宇宙飛行士の船外活動で所定の位置に完全に固定、それから2時間ほどかけて太陽熱で暖めながらゆっくり展開されました。
 
ロボットアームで太陽電池パネルを運んでいる様子(左)と最終的にステーション端に設置されたところ(space.comより)
 
 
展開を始めた太陽電池パネル(左)と完全に展開が終了したところ(space.comより)
 
 

この太陽電池パネルは全部で36 kWの電力を発電しますが、これは42件分の家庭をまかなう電力に相当します。36 kWのうち15kW が科学実験に、21 kWがステーション全体の維持に使用されます。今回すべての太陽電池が稼動を始めることで国際宇宙ステーションは1998年の建設開始以来初めてフルパワーでの操業が可能となり、今年5月からの6人常駐体制の準備が整いました。

五月女

 

     
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