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2009年4月12日:NASAオリオン宇宙船の浮力テスト開始。
 
2015年以降の実用化を目指すNASA次世代有人宇宙船「オリオン」ですが、その浮力テストが開始されました。NASAでは昨年までカプセルを海上で回収するのか、砂漠地帯で回収するのかで議論が分かれていましたが、どうやら海上回収で決着したようです。テストは宇宙飛行士を乗せて地球に帰還するカプセル部分を模擬したモックアップを使って実施され、浮力や安定性がチェックされます。1960年代のアポロ計画でも使われた古い技術ですが、実に40年ぶりの復活となります。
 
浮力テストの様子(space.comより)
 
 
オリオン宇宙船とその打上を行うAres Iロケットの開発はこれまで以下のように進んでいます。
  ●2008年11月:Abort system(ロケットに不具合が発生した場合、乗り組み員カプセルを逃がす)の燃焼試験成功。
  ●2009年2月:Ares Iロケット、1段目と2段目の切り離し機構の試験に成功。
  ●2009年3月:Ares Iロケット、1段目回収用のパラシュート散開試験に成功。
  ●2009年4月:7月の初号機(Ares I-X)打上に向けて各部品を続々ケネディ宇宙センターに搬入中。
   
左からAbort system燃焼試験、切り離し機構試験、パラシュート散開試験、ケネディ宇宙センターに搬入されたAres I-Xの部品(technobahn.comより)
 
 
 

7月12日にはAres Iロケット初号機の試験飛行が予定され、その成否は今後の予算などにも影響を与えるため大変注目されます。

五月女

 

     
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