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2009年4月12日:ロシア新型宇宙船開発・主契約企業にRSC Energia社が選ばれる。
 
昨日お知らせしたロシアの新型宇宙船PPTS開発・主契約企業にRSC Energia社が選ばれたことがロシア連邦宇宙局(Roskosmos)より明らかとなりました。今後RSC Energia社は約24億円をかけて1年間の概念設計を実施する予定とのことです(航空宇宙業界では通常、「概念設計」で主契約企業が宇宙船や航空機の基本コンセプトをクライエントとも相談しながら決定、次に「基本設計」で各構造の詳細を分担企業との協業で決定、最後に「詳細設計」で分担企業が部品製造できるレベルまで落とし込む、というステップを経ます。その後、実際の航空機・宇宙船製造、検査、構造試験、飛行試験、飛行許可取得を経て実用化にいたります)。
 
新型宇宙船ロシア案(左:RussianSpaceWeb.comより)とヨーロッパ案(右:wikipedia.orgより)
 
 
 

RSC Energia社はKhrunichev社と並び世界最高レベルの宇宙技術を有するロシアの宇宙企業で、スプートニクから始まり、ソユーズ宇宙船、プログレス貨物船、サリュート宇宙ステーション、ミール宇宙ステーションなどロシアのすべての宇宙開発に関わってきました(イメージ的にはRoskosmos/RSC Energia/Khrunichevの関係はNASA/Lockheed Martin/Boeingの関係に似ていると思います)。

PPTS開発ではヨーロッパ宇宙機関も独自開発のATV宇宙船をベースにした参入を希望しており、今後どのようなかたちで折り合いがつくのかが注目されます。

五月女

 

     
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