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2009年4月25日:STS-J第九回宇宙セミナー開催。
 
(文章作成:事務局 斎藤)本日で、9回目となる宇宙セミナーを外苑前駅のTEPIA会館にて開催いたしました。天候は悪く、少し肌寒い日でしたが、学生、社会人、宇宙関係者と様々な分野で活躍し、熱い心をもった方々40名ほどにお集りいただきました。

まず、最初は当協会理事長である五月女から「最新の宇宙旅行状況」と題して、昨年4月開催の第八回セミナーからの1年間に起こった最新宇宙情報を30分ほど説明致しました。五月女自身は都合によりアメリカに居たため、国際電話を使った講演となりました。説明は宇宙旅行とは何ぞや?を踏まえたうえで、各国(アメリカ、中国、インド、ロシア、ヨーロッパ、日本)の有人宇宙開発状況と、アメリカの民間企業の動きについて説明しました。中には国主導の宇宙開発が活発になってきており、今後数年は宇宙旅行は保留になるかもしれないという、ショッキングな情報もありました。”金融ショックによる景気悪化で、民間企業の設備投資や研究開発にどのような影響があるのか? → 今のところ、大きな影響はなさそうである。国が進める開発もOBAMA政権の予算増額の件もあり、順調そう。 五月女さんの今後の活動方針は? ”などなど、 説明後の質疑応答も活発に行われました。
 
その後、昨年8月29日から9月2日にかけて当協会主催のロサンゼルスツアーの報告を慶応義塾大学理工学部在籍中の久保さんから報告していただきました。非常に心、躍るようなツアーであったらしく、その様子がヒシヒシと伝わってきました。
 
 
 
本日の講演は、日本の民間企業で作り上げた「まいど1号」の打ち上げとりまとめを行ったJAMSSの峰松さんから各国が進めるISS(International Space Station:国際宇宙ステーション)についてご講演をいただきました。
講演をまとめますと、
・ISSとは
  -15カ国が参加し、作り上げる宇宙ステーション
  -完成後はサッカーフィールド(115m×75m)程度の大きさになる巨大なステーション
  -2010年に完成予定
  -構想自体は1986年から始まっている。
  -その目的は、宇宙空間で人間が生活できるように研究を行うこと。
  -ビジネスとしても利用(コマーシャルや宇宙ヨーグルト等)されており、今後さらなる展開が期待されている。

・「きぼう」とは
  -ISSに於いて、日本が開発した実験モジュール
  -流体挙動、細胞培養など宇宙空間を利用した実験がおこなわれる。
  -現在、若田宇宙飛行士が滞在中、若田氏による「きぼう」紹介のビデオあり(詳細、JAXAホームページ)
  -実験棟モジュールはISSにドッキング済。今後、実験保管室の組み立てが予定されている。
  -モジュール内部は、他国と比較しても非常に整理が行き届いており、きれい。
 
 
 

講演後の質疑応答も活発でいろいろな質問が飛び交いました。

<質疑応答>
・ISSでの水の利用について。排水はどのように処理しているのか?総利用量はどれくらいか?
⇒排水は集めてまとめたものを再利用or廃棄している。総利用料は不明。

・規格などはどうなっている?国際宇宙規格のようなものは存在するのか?
⇒国際宇宙規格はない。基本的に主導権を握っている国(アメリカ)の規格に従っている。なので、表示系がイングリッシュユニット(インチ・ポンド系)


次回、ツアーは今年8月下旬。セミナーは来年4月下旬を予定しております。
詳細はまた後日、HPにアップしますので、お楽しみに!

斎藤

 

     
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