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2009年7月7日:NASA次世代宇宙船の緊急脱出装置、試験飛行に成功。
 
先日ご紹介した、NASA次世代有人宇宙船「オリオン」の緊急脱出装置・「Max Launch Abort System (MLAS)」ですが、その初試験飛行が成功裏に実施されました。
 
テスト飛行中のMLAS(左)と、NASAラングレー研究所で準備中の様子(space.comより)
 
 

今回の試験飛行はパラシュートの展開が計画通りに行くかをチェックするためのもので、実際の緊急時に使用されるはずの「カプセル取り付けのロケットモーター」は使用されず、今回のテストのためだけにカプセル下部に設置されたロケットモーターが使用されました。先日もご紹介したようにMLASは2015年初有人飛行を予定しているオリオン宇宙船の緊急脱出装置として開発が進められてきました。ちなみにLASの本命はあくまでタワー型のOrion LASで、MLASはOrion LASに必要なデータを提供するための役割を担っているそうです。今回のテスト飛行の動画を見つけましたのでアップしますが、今年後半に初試験飛行が予定されているOrion LASに比べていかにもパラシュートの展開プロセスも複雑で、私もコンセプトの詳細は分からないのですが、この構造・回収プロセスの複雑さがMLASが本命になれない理由なのではないかと感じました。

五月女

 

     
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