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2010年3月21日:米空軍、再使用型宇宙実験機X-37Bの打ち上げ準備中。
 

(文責:五月女)米空軍は再使用型宇宙実験機X-37Bの4月19日打ち上げに向けて着々と準備を進めています。 X-37Bはかつて「国際宇宙ステーションの搭乗員を緊急時に脱出させる救命船としてNASAが開発してきたX-37A」の技術を米空軍が引き継ぎ、軍用オービタル宇宙機として開発を進めているものです。今回の実験機は別にOrbital Test Vehicle: OTVとも呼ばれています。

 

打ち上げ準備中のOTV{左)と軌道上で太陽電池パネルを展開した様子(space.comより)

 
 
 

X-37Bはこれまで大気圏内での滑空・自動着陸試験は実施したことがありますが、今回初めて地球周回軌道上(宇宙空間)に打ち上げられることになります。4月の実験ではフロリダ州ケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げられたOTVは、軌道を周回した後、搭載ロケットを噴射して大気圏に再突入、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地の滑走路に自動着陸することになっています。ちなみに先日オバマ大統領が発表した新宇宙政策では米国政府は地球低軌道までの有人機開発を民間ベンチャーにシフトしていくとしていますが、今回の米空軍プロジェクトはそれとは独立した流れにあり、有人か無人かも含めて最終的に米空軍がどのような宇宙機開発を目指しているのかも謎に包まれています。

五月女

 

     
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