ホーム
 
ご挨拶
 
宇宙旅行の分類
 
宇宙旅行の意義
 
STSJとは
 
CSPとは
 
トピックス
 
イベント
 
お問い合わせ
 
会員申し込み
 
 
 
 
 
 
 
 
2010年5月21日:H-ⅡAロケット17号機「あかつき」打上げ成功。
 

(文責:斎藤(紀))三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、5月21日 6時58分22秒(日本標準時)に、種子島宇宙センターから金星探査機「あかつき」(PLANET-C)を搭載したH-IIAロケット17号機 (H-IIA・F17) を打ち上げました。17号機は正常に飛行し、打上げ後「あかつき」、「イカロス」及び小型衛星4機を予定通り分離し、打上は成功しました。

 
 
 
リフトオフ直後のH-ⅡAロケット17号機(提供:三菱重工業株式会社 )(左)と
2段から分離された探査機「あかつき」(PLANET-C)(右)(提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA))
 
金星へ向かう探査機「あかつき」(PLANET-C)想像図(左)と
展開後、金星に向かう「イカロス」想像図(右)(提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA))
 
 
 
今回の打上にに関連する情報ですが:
   
  ●南東方向に打ち出された17号機は、約2分後に固体ロケットブースターを切り離し、約12分後から順次、衛星を分離した。
  ● 「あかつき」はJAXAが開発した日本初の金星探査機、本体は縦約1メートル、横約1・4メートル、奥行き約1・45メートルの直方体型で、打ち上げ後に2枚の太陽電池パネルを展開。重量は約500キロ。
  ●「あかつき」は約半年で金星へ到着後、高度約300キロ~約8万キロの楕円軌道を約30時間で1周。5台のカメラで異なる高度の大気を観測し、大気の立体的な把握を目指す。活火山や雷の有無なども調べる。運用期間は金星到着後約2年の予定。
  ● 「イカロス」はJAXAが開発した世界初の「宇宙ヨット」。直径約1・6メートル、高さ約80センチの円筒形で、側面に巻き込むように収納していた約14メートル四方の樹脂膜を展開する。飛行用の燃料は不要で、約半年かけて金星へ向け飛行しながら、太陽光が持つわずかな圧力での加速や軌道制御を実証するほか、樹脂膜に取り付けた太陽電池の発電実証も行う。ヨットの帆に相当する樹脂膜の厚さは0.0075ミリで毛髪の10分の1程度。
  ●時に、以下の小型衛星4機が打上られた。
1.UNITEC-1(大学宇宙工学コンソーシアム:約26kg)
2.WASEDA-SAT2(早稲田大学:約1.2kg)
3.KSAT(大気水蒸気観測衛星)(鹿児島大学:約1.5kg)
4.Nwgai☆”(創価大学:約1.0kg)
 
 

H2Aロケットは7号機以降、11機連続の成功になりました。「あかつき」の観測によって、まだ十分に分かっていない金星の不可解な現象のある大気を知ることにより、地球の兄弟星の気候の成り立ちに迫り、地球温暖化や地球の将来予測に対する貴重な情報が得られるものと期待されます。「イカロス」は100年ほど前からアイデアはあった宇宙ヨットですが、まだどの国でも成功していません。その成行きが世界中から注目されています。この成果を踏まえ、木星ミッションの計画もあるようです。また、4機の小型衛星はそれぞれに参加した学生さんたちの工夫と努力が詰まっているものですから、是非ミッションが達成されることを期待します。

斎藤(紀)

 

     
Copyright © 2009 the Space Tourism Society Japan. All rights reserved. Sponsered by Blendspot.