|
|
| |
|
2010年7月3日:ボーイング社の次世代有人宇宙カプセル開発、順調に推移。
|
|
|
|
|
|
(文責:五月女)2月に発表されたSpace
Act AgreementsではNASAはボーイング社を含む5社に次世代有人宇宙開発につながる初期投資を実施することになっています。ボーイング社ではこれを受けて独自の有人宇宙カプセル「CST-100」の開発を進めていますが、開発は現時点でNASAの要求事項の60%まで完了し、予定以上のスピードで順調に進められているとのことです。
|
| |
| |
|
|
ボーイング社が現在開発中のCST-100カプセル(space.comより)
|
| |
| |
|
|
| |
| NASAから$18mil(約16億円)の初期投資を受けてボーイング社が推進している本計画の詳細ですが: |
| |
|
| |
●CST-100カプセルは地球低軌道上の宇宙施設(国際宇宙ステーションやBigelow
Aerospace社の宇宙施設など)に7名のクルーを往復させる目的に特化して開発が進められているため、軌道長期滞在や月面周回軌道到達に必要な装備を省いて構造を簡素化できる。 |
| |
●CST-100カプセルを軌道上に打ち上げるロケットは現時点では特に明確にされていないが、ボーイング社では「できるだけ多くの打ち上げロケットに柔軟に対応できる設計にする」としている。 |
| |
●計画は非常に順調に進んでいるため、ボーイング社ではNASAが設定している2016年の初打ち上げを前倒しで実施できると見込んでいる。 |
| |
|
ボーイング社はNASAのみならず、前述のBigelow Aerospaceとの連携を将来の打上顧客および設計段階からのパートナーとして非常に重要視しています。Bigelow
Aerospace社創業者で全米屈指の大富豪であるRobert Bigelow氏は「50年の経験を有するボーイング社の技術力と我々のベンチャースピリット・低コスト感覚が融合した時、これまでになかった全く新しい”安全で低コストな有人宇宙船”が誕生するだろう。先日実施されたSpace
X社のFalcon9ロケット打ち上げ成功も我々に大きな刺激とモチベーションを与えてくれた」とコメントしています。
五月女
|