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2010年7月3日:Space X社、Iridium衛星打ち上げで大量受注獲得。

(文責:五月女)先日Falcon9ロケット初号機の打ち上げに成功したSpace X社ですが、世界のどこからでも携帯端末が使用できるようにするためのIridium NEXT衛星打ち上げで、衛星打ち上げ史上最大となる$492mil (約450億円)の受注を取り付けました。

 
 

Iridium NEXT計画に使用される通信衛星(Wikipedia.orgより)

 
 
 
今回の契約の詳細を見ますと:
   
  ●Iridium社は次世代のIridium NEXT計画実現に2015年から2017年にかけて計72機(66機+予備機6機)の通信衛星打ち上げを計画しているが、総額$2.9bil(約2700億円)のプロジェクトのうち今回450億円分の打ち上げをSpace X社に委託する。
  ●Falcon9には一度に数基のIridium衛星を搭載し、数回に分けて打ち上げる(打ち上げ総基数は不明)。
  ●打ち上げはロサンゼルス北方に位置するヴァンデンバーグ空軍基地から実施する。
 

Space X社はすでに民間企業、NASA、米国防総省などから2015年までに24基の衛星を打ち上げる契約を受注しています。今回のIridium衛星はその後に打ち上げられることになりますが、一度のFalcon9ロケット打ち上げ実績に対して5年以上の契約が目白押しになる状況は同社の経営陣・技術陣の実力が極めて高く評価されている証と言えます。

ちなみに先日のFalcon9ロケット打ち上げでは、上昇中に予期せぬロケットの回転が発生し、それが「ロケットエンジンからの微力な排ガスによって、思わぬ方向に回転の力(トルク)が加わったため」ということが後日判明しました。今年8月末には2基目のFalcon9ロケット打ち上げが計画されており、Space X社の技術陣はどのようにこの回転を止めるかの対策に追われています。

五月女

 

     
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